社員もマネージャーも必読 「Will・Can・Must」の輪
「Will・Can・Mustの輪」というものがあることを知りました。
どうも就活の文脈で使われる言葉らしいのですが、
それ以外にも、十分に使えるフレームーワークなので、まとめてみます。
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結論から言えば
・Will(自分のやりたいこと)
・Can (自分ができること)
・Must(他人や会社から求められること)
の共通部分で、人はもっとも活躍できる、という話です。
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○Will(自分のやりたいこと)
人間、やりたいことをやる時には、力を発揮します。
学校では集中力が続かない子供でも、好きなゲームなら何時間でも熱中します。
「好きこそ、物の上手なれ」
「これを知る者は、これを好む者にしかず。
これを好む者は、これを楽しむ者にしかず。」 (論語)
とも言われます。
所ジョージさんが
「苦労とか努力っていう人はたぶん才能ないんだと思うよ」
と語ったという記事を見ましたが
http://laugh-raku.com/archives/10414
本当に好きなこと、やりたいことならば、苦労や努力と感じることなく
頑張ることができるものです。
それはそのまま結果につながるでしょう。
逆にいえば、毎日が苦労の連続だと感じるならば
「今やっていることは、本当に自分がやりたいことなのか?」
と問い直すべきなのかも知れません。
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○Can (自分ができること)
【やりたいこと】 と 【自分ができること(能力があること)】 が一致していないと
「やりたいのに、できない、上手くいかない(そのためにストレスがたまる)」
とか
「やりたくないのに、やらされている」
という状況になりがちです。
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しかも
能力がない分野では、
自尊心が低くなってしまったり
最悪、収入が低くて生活にさえ困る可能性もあります。
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だからこそ
・自分は(人と比べて)何ができるのか
・自分が得意なことは何か
をよく知ることは、非常に大切なことです。
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じゃあ、自分の得意や才能を知るには、どうすればよいのか?
それは、やはり
他人と比べてみる
しかないと思います。
というのも、自分が得意なことというのは
自分にとっては 【当たり前】 のこと
なので、それが「すごいこと」であり「才能である」ことに
なかなか気づかなかったりするため。
【才能】とは
自分は当たり前にできるが、他人にとっては困難なことを言う
という定義もあるくらいです。
だからこそ、他人に聞いてみたり、他人と一緒に仕事をする中で
自分の才能にも気づくものなのではないかと思います。
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○Must(他人や会社から求められること)
Will(自分のやりたいこと)と Can(自分のできること)が明確になっても
それが Must(他人や会社から求められること)と一致しなければ
報酬や、社会的な名声などは得られません。
(もちろん、そんなものには目もくれないという生き方もありでしょうが
そんな仙人のような生き方が完全にできる人はまれではないかと思います)
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どんなに自分が頑張って、努力しても
相手が 「求めているもの」 を提供しなければ、
相手が何も返してくれないのは当然です。
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とはいえ、
自分がやりたくもないことで貢献しようとするのは苦痛ですし
自分ができないことをやろうとしても、それは無理です。
だからこそ、
Will と Can の共通部分(自分がやりたくて、実際できること)を見定めた上で、
それを求めている他者や会社といった 「場」
を求めていくことが大事なのではないでしょうか。
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ここまで書いてきて
これは人材活用にもそのまま生かせる話なのだと感じました。
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すでにいるメンバーに対しては
・その人は何をやりたいのか、目標としていることは何か(Will)
・その人はどんな能力、才能を持っているか(Can)
をよく理解した上で
・その人が活躍できる場、仕事(Must)を与える
ことが大事でしょうし
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メンバーを募集する際には
・どんな Will と Can を持っている人が活躍できる場(Must)なのか
を情報発信していくことが、
(その組織にとって)優れた人材を集めるカギになるのではないかと思います。
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Will・Can・Mustの輪、意識していきたいと思います。
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今日は
・開発中サービスの打ち合わせと
・ざっくばらんな喫茶会
がありました。
人と会って話すのは楽しいのですが、
開発との兼ね合いを考える必要がありますねー。