ギクシャクした気持ちになることがあるので、どうしたらよいか
という悩みを書きました。
それについて、
・”勝利”の【定義】を変える
・”競争”の【軸】を変える
ことで対応できるのではないか(対応しよう)と思ったのでまとめます。
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「勝ち組」「負け組」という言葉をよく耳にします。
で、競争性の強い人は特に「勝ちたい」と思うわけです。
では、そもそも、どうなったら「勝った」ことになるのでしょうか。
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「勝ち」と「負け」を判定するには【比べるための軸】が必要です。
そして、その軸によって「勝ち」「負け」は変わってきます。
たとえば
「身長の高さ」が軸ならば
僕は平均的な日本人男性に負ける「負け組」です。
けど、自宅にいる時間を競う”引きこもり度ランキング”があれば
かなりの上位に食い込む自信があります。
このように【軸】によって勝ち負けは変わってきます。
では、いったい、どんな軸で「勝ち」「負け」を判定しているのか。
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一般的に、どんな人が「勝ち組」と言われるのかと言えば
ぶっちゃけ「お金をたくさん稼いでいる人」ではないかと思います。
じゃあ「お金をたくさん稼ぐこと」=「勝利」でよいのか。
この軸で競争することが本当に正しいのか。
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と考えてみれば
「お金を稼いだ人が勝ち組」という価値観は、
決して当たり前のものではないことに気づきます。
資本主義が台頭してきた、ここ数百年くらいの話でしょう。
宇宙全体から見れば、地球という小さな星の、限られた期間の話。
宇宙の真理でもなんでもない。
そうなると、そもそも「稼いだ金額」という軸で競争すること自体が
間違っているのではないだろうか。
それどころか、
そういう「軸をつくった人」の手のひらで転がされているという意味で
その人に、敗北しているのではないだろうか、とさえ思えます。
この軸で戦おうと思った時点で敗北。
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これは「お金」に限らず、別のものでもそうなんじゃないかと思います。
点数で競ったり
学歴で争ったり
出世競争をしてみたり
これらは全て「誰かが作ったルール」の中で戦っているという点で
戦う時点ですでに”誰か”に敗北している。
お前はもう死んでいる、ひでぶっ!みたいな。
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本当の意味で【勝利】するには
もっと原理原則にそった【軸】で競い【勝利】せねばならないのでは?
どんな【軸】で競争し、何をもって【勝利】と定義するのか?
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結論からいえば、それは
自他の幸福にどれだけ貢献したか
言葉をかえれば
どれだけの人を喜ばせたか、どれだけの価値を提供できたか
を【軸】とし、この軸で競争するのが本当なのだろうなと。
そして
より多くの人を、より幸福にしたこと(もちろん自分も含め)
こそが【勝利】である、と。
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この軸で戦う限り、他者をおとしめる行為はマイナス点です。
相手の幸福に貢献しないどころか、相手を不幸にするから。
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また、他者に協力した方がポイントが高くなります。
なぜなら、他者に協力したことでより多くの価値が生み出されるならば
それは自分にとってのポイントにもなるからです。
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じゃあ、自分は今日、どれだけ人々の幸福に貢献できたかと考えると
ぜんぜん、まだまだと反省しきりなのですが、
この軸で今日から戦っていきたいと思います。