「競争心」と人間関係の折り合い
『さあ才能(じぶん)に目覚めよう』という本があります。
この本の基本スタンスは
・脳のおおまかな構造は10代までに決まる。
・考え方の”くせ”もほぼ決まり、その後、大きく変わることはない。
・この”考え方のくせ”は、いうなれば、その人に特有の”才能・強み”である
・その”考え方のくせ=才能・強み”を意識しそれを生かす道を進むことが
本人にも、周囲の人にも幸福である
というものです。
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で、この本には、付録がついていまして、
付録のシリアルコードを専用サイトに入力すると
自分の”考え方のくせ=才能・強み”を診断するテストを受けられます。
しかも、シリアルコードは1回しか使えないので、
中古ではなく、新品を買わねばならないのもうまいと思うわけです。
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それはさておき、
僕の”才能・強み”の一つに「競争心」というのがあるのですが
これについて悩んでいます。
「競争心」は、読んで字のごとく、人と競争をしたくなる、という”くせ”
一例をあげると
ラカトシュ賞
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%AB%E3%83%88%E3%82%B7%E3%83%A5%E8%B3%9E
という賞があることを知ったら
「自分もラカトシュ賞とりたい!」とか思うわけです(笑)
※「競争心」の強みがない人に聞いたら
「まったくそんなことを思わない」と言われて驚くわけです。
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で、同分野かつ同程度の年齢の人が相手の時にこれが問題になります。
異分野の人や、年上の人が相手ならば「競争心」も起きないのですが
同分野かつ同年齢くらいの人を相手にすると「競争心」が出てしまい
ついギクシャクした感じになってしまう。。
これについて、どうしたものか、考える今日この頃。
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今まで生きてきた中で、似た分野の人とも比較的うまくいっていたのが
大学院の研究室の時かと思うので、何が良かったのか考えてみるのですが
よく考えると、あのときは、人それぞれ別の研究をしていたので
”異分野”という感覚で「競争心」が起きなかったのかなと。
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ということは、
相手と自分との”違い”に着目して、相手の得意を認める
のが大事なのか。。
悩ましい。。