人と仕事のマッチングが経営者の仕事

ある仕事で非常に優秀だった人が、別の仕事でまったく成果を出せない。

ある仕事ではまったく無能だった人が、別の仕事では大活躍をする。
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そんな例を見るにつけ、人には得意・不得意があることを切に感じます。
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おおよそ成果を出している人には２種類あるような気がしています。

１つのケースは、あらゆる能力が高い人。

こういう人は何をやっても上手くいく・・・とまでは言わないものの

セールスでも、制作でも、投資でも、何をやっても成功している

というような人もたしかにあります。

たまたま選んだ分野が今の分野だから、その分野で成功しているだけで

別の分野を選んでも同じく成功していただろうという人です。

ただ、こういうタイプの人はごく少数でしょう。
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もう１つのケースは、能力は平均的だけれども、好きで得意なことがあり

その本人の強みと、仕事で求められる能力がマッチしているパターン。
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すべてに優れている人、というのは普通ありません。

また能力の中には、相矛盾するようなものもあります。

たとえば、

決断を貫く「一貫性」と、状況に応じ変化できる「柔軟性」は矛盾です。

（これらを統合して高次のレベルで習得している人もありましょうが）

単調な作業をミスなく確実にやりとげる能力と、

他人がやらないことにチャレンジできる能力を

兼ねそろえるのは、かなり高度に違いありません。
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そうした人それぞれの特性・強みと

その仕事に求められる特性・能力とが一致したときに

成果を発揮できるのではないかと思った次第。
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とすれば、自分自身の強みは何か、得意は何かを一人ひとりが考えて

マッチする仕事を選ぶことが、本人にも社会にも幸福でありましょう。
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また経営者は、そのマッチングを真剣に考えなければならないし

　　「人」と「仕事」のマッチングこそが経営者の仕事である

のかもしれません。

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偉そうに語りました汗