QED

私はこの世界について驚くべき真理を発見した。だが、それを記すにはこのブログは狭すぎる。

Phonegap BuildでAPNSを実現するまでの登録手順(本番環境)

Phonegap Buildを使ってAPNSを実現するまでの手順を備忘録としてメモ。

 

今回は本番環境(App Store公開用、もしくはAd hoc用)でのセットアップとなります。

前項Phonegap BuildでAPNSを実現するまでの登録手順(開発環境)は終わっている前提での話です。

 

 

8.本番用のビルド

8-1.本番用のSSL証明書(.cerファイル)を取得

Developer Centerの「App IDs」からビルドするアプリを選択して「Edit」

Push Notificationsの「Production SSL Certificate」がまだ設定されていないはずなので

「Create Certificate」を選択。

 

CSRファイル(拡張子が.certSigningRequestのファイル)をアップロードして、

本番用のSSL証明書aps_production.cer)を取得

 

 

8-2.本番用PEMファイルを生成

この.cerファイルを使って、PEMファイルの作成を行う。

ファイル名が違う以外は、開発版の場合と同じ(3.を参照)

 

出力するファイル名は、開発用のものと区別するように注意

  

8-3.本番用Provisioning Profileの作成

Developer Centerから、Provisioning Profileを追加

App Storeで公開するので「App Store」を選択。(Ad Hoc用の場合は Ad hocを選択)

上記で設定したAppIDと実機テスト用の端末を指定する

 

 8-4.Phonegap Buildでビルドするための本番用.p12ファイルを作成する

キーチェーンアクセスの「証明書」から

iPhone Distributionの証明書を選択して「書き出す」

 

8-5.Phonegap Buildに .p12ファイルと Provisioning Profileを登録

開発用と同様にして登録。

 

9.App Storeへの登録

Developer Centerから iTunes Connectへ移動

「Manage Your Apps」をクリックして「Add New App」ボタンをクリック。

 

・App Name アプリケーションの名前

・SKU 自分なりに決めたアプリケーションのID

・Bundle ID Distribution Provisioning Profileを作るときに指定したID

 

これらを指定して「Continue」

 

・Availability Date 公開日、特に変更しなくてOK

・Price Tier 価格、無料の場合は「Free」

・Discount for Educational Institutions 教育向け割引の有無

・Custom B2B App カスタムB2Bアプリの場合はチェック

 

・登録情報を入力

 

一通り入力が済んだら、Prepare for Uploadという状態になる。

 

ここで「View Details」ボタンをクリックして

右下の「Ready to Upload Binary」をクリック。

 

これで Waiting for Uploadとなって、アプリをアップロードする準備ができた。

  

10.Xcodeでアプリをアップロード

 Xcodeを起動して、上部メニューから

Xcode > Open Developer Tool > Application Loaderを起動

 

iTunes Connectにサインイン

 

「Appをデリバリ」をクリックして、アップロードするアプリを選択。

 

.ipaファイルを選んで送信する。