QED

私はこの世界について驚くべき真理を発見した。だが、それを記すにはこのブログは狭すぎる。

気づかぬバカを脱出する方法

頭痛がするので、肩こりが原因かと思って行ったマッサージ屋さんで

「風邪を引いたのでは?」という指摘を受けました。

たしかに言われてみれば、朝から鼻水も出て、体もダルいです。

そこで思ったことには

  「バカは風邪を引かない」と言うが

  風邪を引いていることに”気づかない”だけなんじゃないか

ということ。


実際

 

”気づかない”人間は

鈍いとか、鈍感とか、愚鈍とか、唐変木とか言われます。

言葉を変えれば「バカ」ということでしょう。

英語の dull(鈍い)の語源は「バカ」でもあるそうです。


考えてみれば

「気づく」というのは、なかなかに高度な行いです。

・いつもと違って頭が痛いな

・いつもより鼻水が出るな

と気づくには

”いつも”はどんな状態か、を記憶していなければなりません。

  その記憶の中にしかない”いつも”の状態と

  現在の状態とを比較して

  相違点を見つける

というのが「気づく」という作業です。

時には、その違いが重要かどうかの判断も必要となるでしょう。


こう考えると

「気づく」ことの元にあるのは、

  判断の基準となる状態をどれだけ正確に把握しているか

であることが分かります。

・風邪を引いたことに気づくには、
 元気な状態を記憶していなければなりませんし

・他人の髪型の変化に気づくには、
 以前の髪型を覚えていなければいけません。

・マンガや小説の探偵が「これはおかしい」と気づくのは、
 ”おかしくない状態”と比べているからでしょう。


そうなると

「気づく」人間になるためにまず必要なのは

  自分や相手をよく見る「観察眼」

であると言えそうです。


【今日の結論】

・「気づく」人間になるには、「観察眼」を鍛えること

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帰って熱を測ったら36.2度でした。うーむ。。。